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IT導入補助金でAIシステムを導入する — 申請の考え方と準備のポイント

SD補助金編集部2026/6/30 公開2026/7/3 更新

IT導入補助金を活用してAIシステムを導入する際の考え方と、申請準備で整理しておきたいポイントを解説します。

IT導入補助金とAIシステムの親和性

IT導入補助金は、中小企業・小規模事業者が業務効率化・DX推進を目的としたITツールを導入する際の費用を支援する制度です。近年はAIを活用したシステムも補助対象になりうる枠組みが広がっています。

どんなAIシステムが対象になりうるか

補助金の対象となるITツールは「IT導入支援事業者」として登録された事業者が提供するものが基本です。そのため、導入を検討しているシステムが補助対象かどうかは、提供事業者の登録状況を確認することが必要です。

対象になりうる取り組みの例(あくまで参考・要件は公募要領で確認):

  • 受注・在庫・顧客管理のAI自動化
  • チャットボットによる問い合わせ対応
  • 需要予測・売上予測システム
  • 業種特化型の業務支援AIアプリケーション

「自社専用」のAIシステムを作る場合の考え方

市販のパッケージには存在しない、自社固有の業務フローに合わせたシステムを構築したい場合も、要件次第でIT導入補助金の活用を検討できるケースがあります。

この場合、開発・導入を担う事業者がIT導入支援事業者として登録されているかどうかが重要なポイントになります。事前に確認したうえで、どの枠(類型)での申請が適切かを検討することが大切です。

申請準備で整理しておくと良い視点

IT導入補助金の申請では、以下の観点を整理しておくことが準備の出発点になります。

現状の課題を具体化する

  • どの業務にどれだけ時間・コストがかかっているか
  • その業務がAI・ITで改善できると考える根拠

導入後の効果を見通す

  • 業務時間の削減(何時間/月など)
  • コスト削減・売上への影響の見通し

必要な経費を把握する

  • ソフトウェア費・クラウド利用料・導入設定費など
  • 補助対象経費と対象外経費の区別(公募要領で確認)

スケジュールを逆算する

  • 交付決定前に契約・発注してしまうと補助対象外になるリスクがあります
  • 公募期間・審査期間・交付決定・事業実施・完了報告の流れを把握する

まず「使える制度があるか」を確認する

AI導入・DX推進に活用できる補助金はIT導入補助金だけではありません。ものづくり補助金・事業再構築補助金・地域の補助金なども選択肢になりうるケースがあります。

AI診断では、自社の業種・規模・取り組み内容を入力するだけで、活用できる可能性のある制度の候補をリストアップできます。どの制度が自社に合いそうかを確認してから、より詳しく調べることをお勧めします。


※本記事は情報提供を目的としており、補助金の採択を保証するものではありません。制度の詳細・最新情報は各省庁の公式サイトおよび公募要領を必ずご確認ください。

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